- 日本:高市新政権+円安+5万円ブレイク+半導体バブル
 - 米国:決算で上げ→FRBの慎重トーンで少し冷や水
 
🇯🇵 日経平均の動き(10/27〜10/31)
| 日付 | 終値・動き | ポイント | 
|---|---|---|
| 10/27(月) | 49,299.65(前週比+3.61%) | “高市新政権+円安”が効いて週トータルで大幅高。日本の政治が一旦落ち着いたと見られて買いが入りやすい。 | 
| 10/27の「昨日のまとめ」分 | 50,512.32(前日比+2.46%) | 実際のマーケット解説パートでは「日経が史上初の5万円台を突破」。海外勢の買い&政策期待で全33業種高。 | 
| 10/28(火) | 50,219.18(前日比−0.58%) | 前日の5万円ブレイクの“利確日”。日米の中銀イベント前でポジション調整。上がった分を一度吐き出した。 | 
| 10/29(水) | 51,307.65(前日比+2.17%) | アドバンテストが+22%で“ほぼ1銘柄で日経を1,000円押し上げた”日。半導体テスト・電設(きんでん)に資金集中、TOPIXは弱め=指数ドライブの日。 | 
| 10/30(木) | 51,325.61(前日比+0.04%) | 日銀が0.50%据え置きで“円安続行OK”が確認され、上は重いけど高値を維持。材料株(レーザーテック+21%、NEC+13%)に個別で資金が回る展開。 | 
📝 日本まとめ
- 10/27〜30は「5万→5万1,000円」まで一気に押し上げた“指数ドライブ相場”。
 - 押し上げた主犯は、半導体テスト/検査(アドバンテスト、レーザーテック)+政策・国策ど真ん中。
 - 一方で、TOPIXは全部が強いわけじゃなくて「日経に採用されてる・寄与度が高い銘柄だけが走る」細い相場でした。
 - 円は153円台に触るところまで行っていて、「円安+高市政策+AI/半導体」セットが完全にトレードの軸になってます。
 
🇺🇸 S&P500の動き(10/27〜10/31)
| 日付 | 終値・動き | ポイント | 
|---|---|---|
| 10/27週まとめ | 6,791.69(前週比+1.92%) | CPI・PMIが落ち着き、決算もおおむね良くて“普通に買える週”。米中の不透明感はあるがリスクオフにはならず。 | 
| 10/27(火)の日本側記事パート | 6,875.16(前日比+1.23%) | 米中貿易協議の進展期待+ハイテク好決算でそろって最高値更新。 | 
| 10/28(水) | 6,890.89(前日比+0.23%) | 最高値をさらに更新。QualcommのAI参入で“AI半導体はまだいける”が再確認された日。 | 
| 10/29(木) | 6,890.59(前日比ほぼゼロ) | FRBが追加利下げをしたのに、パウエルが「12月もとは限らんよ」というトーンで、マーケットが「え、そんなに緩くない?」と一服。 | 
| 10/30(金) | 6,822.34(前日比−0.99%) | パウエルの慎重トーンが効いてハイテク・AIが売られ、主要3指数が揃って反落。前日までの「最高値更新ムード」にブレーキ。 | 
📝 米国まとめ
- 27〜28はきれいに「決算+インフレ落ち着き」で上だったけど、
 - FRBの“そんなに急がないよ”発言で30日にシュッと冷やされた、という1サイクル。
 - ただし崩れたわけではなく、“上を追いにくくなっただけ” という位置です。
 
💱 為替の位置づけ(この週)
- ドル円は153円前後で円安基調を維持。
 - 日銀が据え置きしたので「152円に天井」の形が一瞬崩れて、“153円までなら許容されるかも”という空気に。
 - これが日本株、とくに輸出・半導体系を下支えしました。
 
テーマ(10/27〜10/31)
- 日本:指数寄与度再加速
- アドバンテスト → 翌日レーザーテック → ついでにNEC
 - 日経が5万を超えたのは「日本全体が良くなった」より「上のほうが一斉に買われた」から
 
 - 日本:政策+国策の尾がまだある
- 高市政権の支持率が高い → “この路線は続く”と見られている
 - 防衛・インフラ・造船・電線・ITソリューション(キヤノンMJ)まで波及
 
 - 米国:決算は悪くないが、金融政策で熱量が抑えられた
- 利下げが一直線でこないなら、AI/ハイテクを高いところで買い上げるのは少し様子見
 
 
  
  
  
  

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