① 日本株(日経平均)
この期間の日経平均は、大幅下落 → 反発 → 続伸 → 再下落という不安定な動きでした。
| 日付 | 日経平均 | 前日比 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 3/9 | 52,728円 | -5.20% | 中東情勢悪化と原油急騰で大幅下落 |
| 3/10 | 54,248円 | +2.88% | 前日の急落の反動で買い戻し |
| 3/11 | 55,025円 | +1.43% | 半導体株の上昇などで続伸 |
| 3/12 | 54,452円 | -1.04% | 中東情勢再悪化で反落 |
4日間の変化
52,728円 → 54,452円
+1,724円(+3.3%)
ただし、途中で
- 一時4,200円超下落(3/9)
など、非常にボラティリティの高い相場でした。
② 米国株(S&P500)
S&P500は、日本株ほど戻らず、最後に大きく下落しました。
| 日付 | S&P500 | 前日比 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 3/9 | 6,795.99 | +0.83% | 原油高でも買い戻しで上昇 |
| 3/10 | 6,781.48 | -0.21% | 様子見相場 |
| 3/11 | 6,775.80 | -0.08% | 原油高と金利上昇警戒 |
| 3/12 | 6,672.62 | -1.52% | 中東情勢緊迫で大幅下落 |
4日間の変化
6,795.99 → 6,672.62
-123ポイント(-1.8%)
つまり
米国株は徐々に弱くなり、最後に崩れた形です。
③ 為替(ドル円)
為替は一貫して円安方向でした。
| 日付 | ドル円 |
|---|---|
| 3/9 | 高値圏へ上昇 |
| 3/10 | 157円台後半 |
| 3/11 | 円安進行 |
| 3/12 | 159円前後 |
つまり4日間で
約157円 → 約159円
約2円の円安
となりました。
原因は
- 中東情勢悪化
- 原油高
- インフレ懸念
- 米長期金利上昇
によるドル買い(有事のドル)です。
④ 4日間のマーケット構造
この期間の動きは、次の連鎖でした。
①中東情勢悪化
↓
②原油急騰
↓
③インフレ懸念
↓
④米金利上昇
↓
⑤ドル高・円安
↓
⑥株式市場のリスクオフ
⑤ 最重要ポイント
この4日間で覚えておくべき数字
- 日経平均
- 52,728円 → 55,025円 → 54,452円
- S&P500
- 6,795 → 6,672
- ドル円
- 約157円 → 約159円
つまり
株式市場は地政学リスクで乱高下し、為替は円安方向に動いた週
でした。
個別株まとめ
① AI・半導体・光技術テーマ
この期間で最も目立つテーマです。
上昇
- 6521 オキサイド
- ¥4,220(+18.21%)
- 量子コンピュータ向けレーザー販売開始
- 5985 サンコール
- ¥1,969(+25.49%)
- データセンター向け光コネクター
- 6613 QDレーザ
- ¥1,100(+15.79%)
- 量子ドットレーザー共同研究
- SNDK Sandisk
- $588.73(+11.64%)
- AIデータセンター向けメモリ需要
- ORCL Oracle
- $163.12(+9.18%)
- AIクラウド需要拡大
下落
- 6857 アドバンテスト
- ¥22,875(-11.03%)
- SOX指数 -4%の影響
- 6966 三井ハイテック
- ¥669(-11.62%)
- 半導体回復遅れ・減益見通し
👉
AI・光通信・量子技術は強いが、半導体装置は弱い
② 政策・地政学テーマ
上昇
6740 ジャパンディスプレイ
- ¥52(+92.59%)
- 米国のディスプレイ工場構想
- 対米投資 5,500億ドル(約86兆円)
👉
安全保障サプライチェーン銘柄
③ 株主還元・資本政策
上昇
5844 京都フィナンシャルグループ
- ¥4,352(+7.43%)
- 純利益予想
450億 → 950億 - 配当
80円 → 180円
👉
政策保有株売却による利益
④ コンテンツ・ゲーム
上昇
7974 任天堂
- ¥9,932(+8.90%)
Switch2向けソフト
「ぽこ あ ポケモン」完売
⑤ 業績材料株
上昇
9678 カナモト
- ¥4,335(+8.51%)
- 営業利益
56.9億円(+13.9%)
下落
3064 MonotaRO
- ¥1,845(-9.18%)
- 売上
- 1月 +23.7%
- 2月 +17.3%
→ 成長鈍化
⑥ コモディティ・地政学
CF Industries
- $136(+13.21%)
理由
- 中東情勢
- ホルムズ海峡物流リスク
- 肥料価格上昇
⑦ 消費株
2502 アサヒGHD
- ¥1,606(-1.29%)
純利益
- 1,028億円
- 市場予想 1,252億円
原因
- システム障害
- 物流費
- 原材料費
まとめ(投資テーマ)
この4日間の個別株は、主に6テーマに分かれます。
| テーマ | 銘柄 |
|---|---|
| AI・光通信 | オキサイド / サンコール / QDレーザ / Oracle |
| AI半導体メモリ | Sandisk |
| 半導体弱気 | アドバンテスト / 三井ハイテック |
| 地政学・安全保障 | JDI |
| 株主還元 | 京都FG |
| コンテンツ | 任天堂 |
一番重要なポイント
この4日間で一番強かったのは
① AIインフラ(データセンター)
② 光技術
③ 量子技術
つまり
「AIインフラ周辺の技術株」

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