現在、中小企業診断士の試験を受けるために勉強をしている。
昔から誰から習うというのが苦手で、本をもとに独学で勉強をしてきたので、今回も参考書と問題集を中心に勉強をしている。
2024年の試験日程は以下のとおりだ。
月日 | 試験時間 | 配点 | 試験科目 |
---|---|---|---|
8月5日(土) | 9:50 ~ 10:50 60分 | 100点 | A経済学・経済政策 |
11:30 ~ 12:30 60分 | 100点 | B財務・会計 | |
13:30 ~ 15:00 90分 | 100点 | C企業経営理論 | |
15:40 ~ 17:10 90分 | 100点 | D運営管理 ( オペレーション・マネジメント ) | |
8月6日(日) | 9:50 ~ 10:50 60分 | 100点 | E経営法務 |
11:30 ~ 12:30 60分 | 100点 | F経営情報システム | |
13:30 ~ 15:00 90分 | 100点 | G中小企業経営・中小企業政策 |
私自体は、理系の大学をでて、金融機関2社、外資系のコンサル2社を経由して、リタイアした。上記の試験科目を見ると、随分と自分の経歴とは離れていると思う。
では、なぜ中小企業診断士を受けようと思ったのだろうか?。実はリタイアしてから思ったのは、30年近くも働いてきたが、勉強できる時間はあまりなかったなと言うこと。実務中心で理論的な勉強はあまりできなかったと言う後悔があった。理系の大学を出たけれども、大学院に行く気はなかった。大学の4年間で、閉鎖的な象牙の塔にあきあきしてきたのだ。理論的なことよりも、実務を積みたいと思って大学院に行かずに就職した。しかし、30年近くも働いてきたら、やっぱり理論的なところを学びたいと思うようになったのだ。
そのため、リタイアしたらMBAが取れる国内の大学院に行こうと思っていた。でも、調べてみると、一橋と早稲田のMBAが国内の最高峰であるが、全然準備ができておらず受かることはないだろうなと思うようになった。それでは、他の大学院はどうだろうかと見てみたが、意外なことに入ることは簡単そうだった。むしろ、大学院の授業料を取るために積極的に入学させている気がした。
ただし、大学院の授業はそこそこ大変そうだったが、おそらくきちんと授業に出ていれば卒業はできそうだ。また、授業料は200万円から300万円となっており、それなりに高額だ。
つまり、何を思ったのかというと、高い学費を払って、難しそうな理論を説明する授業に参加して、課題を提出しなくては行けないということだった。また、国内MBAについては、一橋や早稲田でもあまり評価がされていないみたいだった。これは衝撃的だった。
じゃ、意味ないじゃないということになった。国内MBAは、必要のない資格のように思えた。ただし、勉強がしたいということで、調べた中で出会ったのが「中小企業診断士」の資格だった。
名前が、中小企業となっているので、MBAとは大きくイメージが異なるのだが、中小企業診断士のテスト内容はMBAのプログラムと似ている気がした。特に、自分があまり理解していない分野である「企業経営理論」や「運営管理」も勉強できるのが嬉しかった。またリタイア後はフリーランスとして仕事をしたいと思っていたので、中小企業の知識を身につけられるのも良かった。
ただし、MBAも中小企業診断士も独占業務ではないので、自分の知識を深めることが中心になると思う。だから、あまり深入りをすることなく知識を身につけていくことが目的だ。また、この資格で問われる範囲は広い。そのため、今年1回限りの勉強だと割り切って、勉強を継続していくつもりだ。もしも受からなくても、来年は特に受験をするつもりは、今の所、ない。
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