野球が大好きで、よくプロ野球の試合を見に行く。
球場に行けば、多くの観客が応援をしている。もちろん、プロのため入場料を払っている。
ところで、野球の勝敗は先発投手が7割近く握っている。何故ながら、野球においてボールを扱う割合が高いほど、その勝敗を左右する。そのため、チームの勝敗には先発投手の活躍が大きく依存するのだ。
じゃ、1勝に付きどのくらいの給料が発生するのだろうか?。かなり単純に考えてみたい。
まず、入場料における売上を簡単に見ていこう。
ライオンズの場合、多くの種類の席が用意されている。ただ、体感として一人あたり3000円と考えよう。また、食事も球場で食べる人が多いだろう。これも2000円とする。どのくらいの割合をライオンズ球団がもらっているのかわからないが、単純に30%と仮定した。すると、一人あたり、球団には3600円入ってくることになる。
また、入場人数がバラバラであるが、平均して2万人と仮定した。すると、球団の売上は 3600円 x 20000人 = 72,000,00 円。つまり、7200万円の売上がある。
この見積もりは、かなり保守的かもしれない。現在は座席料も上昇しており、かつ食事も高騰している。なので、ざっくり1億円と考えてもいいかもしれない。
先発投手は、売上が1億円近くの試合の勝敗を左右させるというのは、かなりのプレッシャーに思えないだろうか?
また、単純な計算だが、10勝5敗の投手がいた場合、これを3年間続ければ1億円プレーヤーになれるだろう。これも仮定だが、勝ちのほうが負けよりも2倍も価値があると考える。つまり、負けたときの報酬がM円、勝ったときは2M円もらえると考える。すると、2M x 10 + M x 5 = 1億円となる。これをとけば、Mは400万円だ。つまり、勝てば800万円の賞金。負けたら400万円の賞金と考えると、随分と先発投手のプレッシャーが半端ないことがわかるだろう。現在の平均年収が400万円なのだから、先発投手として出るだけで、年収分の給料がもらえ、勝てば、その倍をもらえるのだ。
かなりざっくりとした仮定であるし、もちろん選手によって大きく違うのだから、上記の仮定は一概には言えないのはわかっている。ただ、上記のような仮定をしながら、計算してみると野球選手が身近に感じないだろうか?。
相当のプレッシャーを受けるには、やっぱりそれなりの理由があるのだ。
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