中小企業診断士 第一次試験の自己採点について

8月3日(土)と4(日)に中小企業診断士の一次試験を受験してきた。一次試験はマークシート形式であり、7科目を受験した。内容は、A経済学・経済政策、B財務・会計、C企業経営理論、D運営管理 ( オペレーション・マネジメント )、E経営法務、F経営情報システム、G中小企業経営・中小企業政策と多岐にわたる。一つの科目の範囲も広く、勉強をしなくては知らないような知識もたくさんあった。

ただし、1次試験については広く浅くということが大事だ。用語を知らないと答えられないケースも多く、またその中身もある程度知っていないと答えられないケースもあった。私自身はシステムを得意としていたが、私が得意なシステムを使った開発というよりかは、チームを作ってどのように効率的にシステム開発をしていくかという方法論を知っているかどうかが問われる。

中小企業診断士としては、おそらく用語を知らないとクライアントの相談も理解できないからという意味で、いろいろな方法論を知っておくことが重要だから、このような問題になったのではと理解した。だから、いろんな知識を身につけたり、言い方を理解するように努めた。

これが意外と面白かった。過去問題を回答して、間違えても新たな知識を得る楽しさを身につけた。間違えたということは、新しい用語を知ったときか、その用語を間違えて理解していたかだ。だから、間違えたとしても、がっかりすることもないし、イライラすることもない。自分の知識がどんどん増えていく気持ちよさがあった。

そんな感じで、自分の知識を新たにすることを努めていて、試験に受かるかどうかはそれほど気にしていなかった。当日も気楽な感じで受けたのだが、やっぱり合否は気になってしまった。

そのため、受験が終了した2日後に自己採点をしてしまった。万が一、受かっていたら2次の試験勉強もしなくてはならないのをあるし、落ちていたら、次の勉強や目標を立てなくてはいけないからだ。

結果は以下の通りだった(あくまで自己採点)

科目得点
A.経済80
B.財務76
C.企業経営75
D.運営管理72
E.経営法務48
F.システム68
G.中小45
合計464

中小企業診断士の試験は、各科目が100点満点のため、合計で700点となる。また、合格点は700点のうち420点を超えていればいい。ただし、各科目で40点以上の得点が必要となる。

自分の自己採点を見ると、上記の基準をクリアしていた。E.法務とG.中小企業分析がギリギリだったが、40点以上をクリア。合計点も420点をクリアしていた。

自分でもびっくりした。ワンチャンあるかなと思っていたが、本当に受かるとは思っていなかった。

実はTACで模擬試験も受けてみたのだが、ボーダーラインとの結果だったのだ。

模擬試験と本試験の結果を並べてみると以下の通りだ。企業経営と中小企業分析は、ほぼ壊滅的だった。特に中小企業分析については、過去問題がほとんどなく、参考書もほとんどないため、勉強はほとんどしていなかった。

科目模擬試験本試験
A.経済6080
B.財務5676
C.企業経営3775
D.運営管理5872
E.経営法務5648
F.システム5268
G.中小2445
合計343464

模擬試験の結果は、C判定のボーラーライン。特に法務と中小企業分析が上記の結果であれば、受けても合格するのは難しいだろうなと思ったぐらいだ。でも、試験を集中して受けたあとの爽快感が好きで当日は受験した。試験が中は楽しい気分で過ごすことができたし、試験後は爽快感でいっぱいだった。

だから、この試験日が終了したあとは、別の資格試験を受けようと考えて、どれを受けようかと考えていたぐらいだ。

ちなみに、自分が各科目の終了後にどのくらいの得点が取れたのかをメモしていたが、それと比べてみると以下のとおりだ。

科目本試験自己予想得点
A.経済8080
B.財務7660-70
C.企業経営7550-60
D.運営管理7250-60
E.経営法務4840-50
F.システム6860
G.中小4550
合計464390 – 430

これを見ると、自己予想であればギリギリ受かる程度の自信しかなかった。ただ、予想外に得点が伸びていた。たまたま、分からずにマークした問題が、たまたま正解だったに過ぎないのだ。

自分の実力以上の結果が出たなとは思うが、ここまで来ると2次も合格したいという欲望が芽生えてきた。せっかくなので、受かってみたいと思うようになった。

だから、2次はきちんと試験勉強をしてみようと思う。その試験勉強については、徐々にこちらに書いていきたい。

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