10/20 から10/24の市場の動き

投資

  • 日本は高市・国策テーマで上下に振れながら4万9千円台をつけた
  • 米国は米中ギクシャクでも決算とAppleで耐えた

🇯🇵 日経平均(10/20〜10/24)

日付終値・動きポイント
10/20(月)47,582.15(前週比−1.05%)前の週は政局・米中懸念で前半弱め。円高気味になって輸出株が重かった。
10/21(火)49,185.50(前日比+3.37%)高市首相就任見込みで“国策ど真ん中”が一気に買われ、日経が過去最高を更新。全33業種上昇。
10/22(水)49,316.06(前日比+0.27%)朝は4万9,000円台後半まで行ったが、さすがに利益確定で失速。Apple関連(TDKなど)に物色。
10/23(木)49,307.79(前日比−0.02%)小反落。高値警戒と米中懸念で上値が重い。とはいえ指数は高値圏のまま。
10/24(金)48,641.61(前日比−1.35%)政策期待が一服+前日までの上昇分を利確、ハイテクが重し。造船・資源など“国策寄り”は強かった。

📝 まとめ

  • 10/21に4万9千円台をドンと抜いたのがハイライト。
  • その後は「高値圏での綱引き」で、国策(防衛・造船・エネルギー)だけまだ強いという形。
  • 日本株の物色軸は明確で、①高市政策 ②維新連立でのインフラ・大阪 ③防衛・造船 でした。

🇺🇸 S&P500(10/20〜10/24)

日付終値ポイント
10/206,664.01(前週比+1.70%)米中摩擦はあったが、金融決算が良くて「意外と底堅い」週。
10/216,735.13(前日比+1.07%)AppleがiPhone好調で上場来高値→ハイテクが牽引。
10/226,735.35(ほぼ変わらず)GMが+15%と決算が良かった一方で、上値は重い=決算で選別。
10/236,699.40(−0.53%)米中通商の警戒がまたぶり返してハイテクに利益確定。
10/246,738.44(+0.58%)トランプ×習の会談報道で「米中が最悪には行かないかも」が出て、戻す。

📝 まとめ

  • 米国はこの5日間ずっと「米中ちょっと怖い」vs「でも決算がいい」の綱引き。
  • 日本みたいな“政策ドカン”がないぶん、日ごとの値幅は日本より小さい
  • テーマは ①Apple好調 ②決算での選別 ③米中ヘッドライン でした。

💱 為替(ドル/円)

期間動き背景
10/20週150円前半 → 151円台後半新政権の財政拡大+日銀はまだ緩い、で基本は円安。
10/22〜24152円前後でのもみ合い米金利が高止まりする一方、米中のニュースが出ると円がちょっと買われるので“上がり切らない”。

📝 まとめ

  • 150円はもう“居心地のいい場所”になっていて、150〜152円でうろうろ
  • 円安が、輸出・防衛・造船あたりの**「国策+実需」セクターを支えた**形です。

📌 テーマ

  1. 高市政権=国策バスに乗る動きがまだ続いてる
    → 核融合(助川電気)、サイバー(FFRI)、防衛(川崎重工)、造船(名村)、大阪・維新(阪急阪神)
  2. 米中ヘッドラインが出るたびに“日本は上値が重くなる”
    → 10/23・24のじり下げはこれ
  3. 米国はAppleと決算で底堅く、日本は政策で動く
    → つまり今は「日本のほうがストーリーで動きやすい相場」

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