市場の動き 2026/1/6 – 1/16

投資

1/5:年初リスクオン+地政学でテーマ株が一気に走る

  • 日経平均:+2.97%(51,832)
    牽引役は半導体(指数寄与大)金利上昇で銀行円安で輸出。幅広く上昇(33業種中31業種上昇)。
  • S&P500:+0.64%(6,902)
    米株も反発。地政学を背景にエネルギー/金融が下支え。
  • 資金が集中したテーマ
    • 防衛・軍事(MHIなど重工):地政学リスク警戒で資金集中
    • 半導体(アドテスト等):米SOX急騰(4%超)を受け連動高
    • ビットコイン関連(メタプラネット):事業売上見通し上方修正が材料
    • 米エネルギー(Phillips 66):原油・エネルギー株高の流れに同調

1/6:続伸継続、ただし“材料株”色が濃い

  • 日経平均:+1.32%(52,518)
    高値更新。AI・半導体に加え、景気敏感株も堅調。
  • S&P500:+0.62%(6,944)
    高値圏を維持。テック・AIが支えつつも「上昇持続性には慎重」ムード。
  • 目立ったドライバー
    • 貴金属高→非鉄(住友金属鉱山など)
      金先物の急騰を材料に資金流入。
    • 決算・業績見通し(ネクステージ)
      予想利益・配当見通しが市場予想を上回り急伸。
    • ネガティブ材料(中部電)
      原発関連の不適切事案発表で急落。
    • AIストレージ期待(Sandisk)
      “AIインフラ需要”を材料に米ハイテクの一角が急伸。

1/7:利益確定で反落、しかし“経済安全保障テーマ”が前面に

  • 日経平均:-1.06%(51,962)
    年初急騰後の利益確定中国リスク警戒で下落業種が優勢(24業種下落)。
  • S&P500:-0.34%(6,920)
    小幅安で一服。
  • テーマの中心が“資源・安保”へ
    • レアアース(東洋エンジなど):輸出規制報道を材料に、国産資源・採掘関連へ思惑
    • ドローン(Terra Droneなど):国産化支援・補助の報道で関連株急騰
    • 小売(良品計画):月次弱含み等で売られる
    • 米半導体(Intel):新製品期待で続伸(米側は個別材料で底堅い銘柄も)

1/13:円安+米株持ち直しで心理改善、指数は高値圏

  • 日経平均:週次 -3.18%(51,940)
    週初反発後、調整→週末持ち直し。円安進行が追い風。
  • S&P500:週次 +1.57%(6,966)
    主要セクター広く買われ過去最高値更新、米雇用統計を受け警戒感がやや緩む、という整理。
  • 市場の焦点
    • 米CPIなど米指標(金融政策見通し)
    • 為替:ドル高・円安(157〜158円台)

1/13:日本は“政治(選挙)×円安”で加速、米は調整気味

  • 日経平均:+3.10%(53,549)
    取引時間中・終値とも最高値更新。材料は
    • 衆院解散観測(選挙は買い)」で主力・関連株に資金集中
    • 円安も支え
  • S&P500:-0.19%(6,964)
    金融株の重さで小幅安。
  • 物色の色
    • レアアース(岡本硝子):南鳥島関連の具体化期待で急伸
    • 選挙関連(イタミアート):政治イベント思惑で急伸
    • 半導体(AMD):アナリスト判断引き上げで上昇

1/14:指数は小反落でもTOPIXは強い、“決算”が主役

  • 日経平均:-0.42%(54,110)
    前日の米ハイテク安を受け、半導体・AI主力が重し
    一方でTOPIXは最高値更新=“値がさグロースより、広くバリュー/景気敏感に資金”の雰囲気。
  • S&P500:+0.26%(6,944)
    半導体買い戻しなどで反発。
  • 個別は決算で明暗
    • ブックオフGHD:上期減益でも市場予想上振れ+直近回復基調で評価
    • Abalance:通期利益上方修正でストップ高
    • 電通G:海外事業売却の不透明報道で急落(リスクオフ材料)
    • Accenture:強気評価維持などで上昇

1/15:日本は“決算選別”が鮮明、米は金融決算で持ち直し

  • **日経平均:反落(54,110)**という地合いの説明継続
    半導体・AI主力が重しになりやすい一方、物色は続く。
  • 注目は決算の“質”
    • 良品計画:利益率改善(原価低減+販管費率低下)で好感・急伸
    • Sansan:利益の上振れ要因(受注+費用率低下+一時費用剥落)で急伸
    • SHIFT:利益未達(採用費増など)で下落、同時の自社株買いは効きにくい
    • Morgan Stanley:米金融決算の上振れで上昇(投資銀行・資産運用など)

期間を通した「市場の動き」まとめ

  1. 年初は“リスクオン”で指数が強い(日経もS&P500も高値圏)。
  2. 日本は特に、
    • 半導体(値がさ)が日経平均を押し上げ/押し下げしやすい
    • 円安が追い風
    • 政治イベント思惑(選挙関連)が短期資金を呼び込みやすい
  3. テーマ物色は「地政学→防衛」「経済安全保障→レアアース・ドローン」へ波及。
  4. 後半は“決算での選別”が主役になり、同じ地合いでも勝ち負けがハッキリ(良品計画・Sansan vs SHIFT、など)。

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