日本株

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CPIの全国データと地域差

東京都区部のCPI日本銀行が重視するのはCPIの上昇である。かつては2%程度の物価の上昇が目標とされ、適切なCPIの上昇がなされるように政策金利を変更していた。現在では物価の上昇が急激になり、日銀の政策運営においてCPIの動向はますます重要...
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ヘッジファンドのストラテジーについて

現在はインデックスファンドが流行しているため、ヘッジファンドの話題をあまり耳にしなくなったが、かつてはヘッジファンドが世界の相場で大きな影響力を持っていた。ヘッジファンドの創始者であるジョージ・ソロスやジム・ロジャーズは、その卓越した投資手...
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ベイズ推定のプロセス

ベイズ統計学入門という本を借りてきた。非常に容易に書かれており、私には大変ありがたい本だ。この本にある例題を解きながら自分の理解を深めていきたい。引用部分は太字で記入している。図表は、本にある内容を自分で作成してから転記している。小島先生の...
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やはりインデックス運用こそが最強と実感

村松一之さん(フォーライクス代表)が書いたnote「米国株の長期投資分析(ベッセムバインダー教授)」が興味深かった。このnoteでは、アリゾナ州立大学のベッセムバインダー教授の論文を紹介しており、その要点をまとめると以下のようになる。銘柄数...
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主要テレビ局のPER・PBR推移分析

2012年からの各局のPERとPBRの値の推移をグラフ化した。PERは幅が広く、5から30まで変動しており、割安な水準から割高な水準まで幅広い値を示している。一方、PBRは一貫して1.0を下回っており、特に近年は低下傾向が続いている。202...
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テレビ局の時価総額、売上、営業利益をヒストリカルで比べてみた

時価総額と売上、営業利益でプロット2008年から時価総額、経常利益、営業利益でプロットしてみた。また、直近分の2024年は、プロットを大きくしている。これを見ると、TBSの時価総額は近年大きくなっているが、これは東京エレクトロンの大株主だか...
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ベイズ統計について考えてみる

実はベイズ統計を単なる条件付き確率だと思っていた。確かに数式は同じだ。しかし、中身をよく見るとまるで違い、意味合いも異なる。まず、条件付き確率とベイズの定理の数式を整理しておく。■ 条件付き確率■ ベイズの定理(ベイズ統計で用いられる数式)...
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日産の株価は適切か?

2024年12月27日、日経に以下の報道があった。この報道によると、過去の事例をもとにした場合、日産とホンダの統合比率は5対1になる可能性が高いとされている。この比率は時価総額ベースで算出されている。では、これを実際の株価に換算するとどの程...
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カブアンドの株について考えてみた

ちょっと前になるが、前澤さんが設立したカブアンドピース株式会社が、ユーザーに株を配ると話題になった。非常に良い試みだし、資本主義において労働者として生活するよりも資本家として生活するほうが生活は潤う。特に株式(これは前澤さんのカブアンドピー...
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日々の株式リターンに惑わされるべきではない理由

株式投資において、日々のリターンに過度に注目することは避けるべきである。その理由を以下にまとめた。1. 日々のリターンはボラティリティが高い2000年から直近までのS&P 500のデータを基に、日次・週次・月次でリターンの標準偏差を計算した...