FP2級 法人成り

[2022年5月] 法人成り等に関する次の記述の空欄 (ア)~(ウ) にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。 

個人事業の場合、 通常、 利益は事業所得として他の所得と合算されて最高(ア) %の超過累進税率による所得税の課税対象となるが、 個人事業の法人成りにより、法人に課される法人税は、原則として、比例税率となる。 なお、 資本金の額が1億円以下の法人 (適用除外事業者を除く) に対する法人税の税率は、 軽減措置が適用される。 2019年4月1日以後に開始する事業年度において、 年 800万円以下の所得金額からなる部分の金額については(イ) % とされ、 年 800万円超の所得金額からなる部分の金額については(ウ)%とされる。 

  1. (ア) 50 (イ) 19.0 (ウ) 15.0 
  2. (ア) 50 (イ) 15.0 (ウ) 19.0 
  3. (ア) 45 (イ) 23.2 (ウ) 15.0 
  4. (ア) 45 (イ) 15.0 (ウ) 23.2 

各項目の正しい知識を確認:

(ア) 個人事業における最高税率

  • 所得税の最高税率は45%(※これに住民税等を加えると実効税率は約55%程度)。
  • よって、(ア) は「45」% が正しい。

(イ)(ウ) 法人税の税率(資本金1億円以下の中小法人に対する軽減税率)

  • 2019年4月1日以後に開始する事業年度では:
    • 年800万円以下の所得部分15.0%
    • 年800万円超の所得部分23.2%
  • よって、(イ) = 15.0%、(ウ) = 23.2%

正しい組み合わせは:

(ア) 45 (イ) 15.0 (ウ) 23.2


正解:

4. (ア) 45 (イ) 15.0 (ウ) 23.2

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